魔法少女リリカルなのはA’s

この話の良いところは魔法少女とかリリカルとか言いながらオタクの妄想になりがちなところ、都合のいい設定に流れそうなところを、社会性を保っているところ(まあその逆にそこにある社会性も、世間知らずのオタクの考える絵に描いたような社会性とも言えるけど。前回でも、なのはの協力を両親と交渉することとか。用事で急にいなくなることを説得しようとしてるけど、小学生を見ず知らずの相手に預けるわけがないし)。


色々と浮世離れした設定を社会性でもって地に足のついた展開にしているところが良い。


今回は、なのはの元にみんなが押し掛けることの理屈付けだったり、フェイトが同級生になることを描いたり、フェイトちゃんの照れが身もだえしそうに良かったね。


そして結局話は、新しい敵の出現に主のために修復中の機械が新しい力を求めるというエピソードに持って行かれると。とことん機械萌えな話だなあ。オタクの心を刺激するよ。