舞-乙HiME

三回目、入学を巡って戦うという展開のその後。


いくら主人公とはいえ、学年優秀の相手と戦うことにして作り手はこの流れにどう決着を付けるんだろうと思ってみてた。
アリカは初めての戦いとはいえまあ生まれの血でなんとか善戦するということになるのかなと思ったらそんな感じ。
引き分けか、勝負の結果はうやむやでも善戦した様子で認められて入学というところなのかなとか思ってたら、賊が侵入でシズルさんがノリノリでうやむやになりそう。


バトルの方はコスチュームに趣向を凝らしてリボンを補助に使って面白い物になってた。


にしてもも話の方は、アリカはやんごとなき生まれなのかなあ、という引きはやっぱりその通りなんだろうし、この世界観の敵というのもまあこの世界らしい敵というか、この世界をよく思っていない敵なんだろうと敵それ自体にそんなに面白味を見いだせないし。


前作からのアレンジ具合を楽しんでいて、それ以上の物を見いだせていないというのがこの作品の弱いところ、ていうか、キャラ自身に惹かれればいいんだけど、アリカ他中心の三人の年齢設定が子供すぎるような、とか、恋愛物に持っていけない年代だよなあとか。
だからこそ話がどこに向かっているのか分らない面白さもあるんだろうけど。