銀盤カレイドスコープ

最終回、先週の表彰台はショートプログラムだったのね。


総合は第四位、ジャッジが公平じゃなさそう、でもタズサには成績よりピートとの最後の演技を満足行く物にするのが目的になっているから満足したという。
見ていてもそれで正解に見えた。今さら金メダルとか関係ないし、成果が出ていたらそれはそれでうるさくなりそうでピートとのドラマがジャマされるし、回りはタズサの凄さが判ったっていうのが伝わればそれで観客として気持ちは収まるし。


ヒートとのフライトも氷上を空っぽく描いたり綺麗だった。
ピートのことは、予定通りで変な捻りもなく運命通りにと穏やかな感じで話を納めてた。


なかなか良かった、全体を通してみると、話の力点をマスコミとの対立に掛けすぎていたところは残念、つか本来は話の力点はライバルとのしのぎ合いみたいな事でドラマを作っていくべきだと思うし、そのへんまったく描かれなかった。敵をマスコミに持って行っちゃったのはどうだったのかと。


それを除けば、強気なタズサと、その顔の裏には気を張ってる弱い女の子の素顔みたいなのがあったり、キャラとしては魅力的で楽しめた。


キャラが良かったみたいなのは「満月を探して」の良さがあったと思ったり、話としてはライバルが描けなかったのは、それを上手くやれたのはカレイドスターだったな、とか思ったり。