GUN×SWORD

最終回。


刃向かうヴァンに対して「バカなんですね」と解釈するかぎ爪が面白く、狂気を窺わせていて上手い。
最終回の戦いは壮絶で、ダンとバースデイの力の差が絶大で絶望感があって良かった。
相変わらずかぎ爪は勝手にヴァンを認めてお友だち、とか言ってるし、ヴァンの仲間がヴァンを助けに来ているのに、友達の友達みたいに、新しい友達がいっぱいです、とか、壮絶な自己中心的な視野狭窄っぷりが狂っていて面白い。


この情況をどうひっくり返すのかと見守ったら、特別友達パワーとか胡散臭い手段でもなく、オッサンメカのブン投げとかこの作品らしい決定打でよかった。


幕引きは、ヴァンの旅立ち、ウェンディとの別れ、変に一緒につれてってとか、ヴァンが来いよ0とかいう展開もなく、ドライに別れていくのが良く、後日談としてウェンディが成長して過去を振り返っているところへヴァンが現れて再会という後味の良い終わり方だった。


成長したウェンディの様子を見ると、ミハエルとファサリナはあの時死んじゃってるのかな?


いや始まったときは、つか予告の事前情報とか見たときは、なんか三流の格闘ゲームの企画かよ、とかに見えたりしてそんなに印象が良くなかったけど、どうしてなかなか面白い作品だった。