舞-乙HiME

落成式がタイヘンだ、の後。


正直Aパートは退屈だった。
というか、政治劇には興味がもてないって事じゃなく、ガルデローベ、アルタイ王国、シュバルツ、あとミドリの所属してる勢力のなんとか、とかそのへん、色々とそつなくエピソードを織り込んでたように見えて、国家間の関係とか、それぞれの国家の歴史とか、説明されていないから、どこがどういう理由でどういう思惑で、この出来事に対して思いを抱いているのかとか、ほとんどわからないから政治絡みの話をされてもあまり面白く感じられないと言うところ。


なんとなくわかるところは、スミスが属するシュバルツは、ガルデローベが科学を独占していることが気に入らない、というかそもそもが、ガルデローベの技術はシュバルツの物だから取り返して民衆に流布したい、というように見えるし、アルタイ王国はそれに同意していて、それを実現させる意味でもナギはマシロ王女を自分の物にする気満々、と。


ミドリの方は、科学独占も気に入らないけど、流浪の民としてガルデローベが欲しい、とか。


そんな感じにしか受取ってないけど、それが正しいのかもわからず。


だったら、どうしてシュバルツは城の中に自分の兵器を秘密裏に作らせたのか意味わかんないし。


後半はエルスちんが裏切り者つか、異教徒の狂信者だったことが判ったり、セルゲイがマシロの援助者と判って裏切られた気持ちになったり、アリカが真の王女と判ったりで、一気に黒く染まってナギ側の宝玉の力の元に行っちゃってアリカと対立構図になったりして面白かった。


もうちょっと、白だ黒だ、敵味方、とかの構図がしっかりして整理されて見せてあったら、ニナが反勢力に堕ちるところとか面白味が増したと思うんだけど。