クラスターエッジ

をを人造兵が団体で進軍しているよ、一回ぐらい見逃したかなと思うような進展。
ほんとはそれ相当の過程を描かないと成立しない展開だと思うんだけど、ストーリー侵攻を誤ったというか、前半の躓きが影響してるよねえ、と。


全体の大筋としてみれば、前半ちゃんとサクサク描いて後半の人造兵は実は神を作るための実験みたいな、神戦争とかまともに書けば物語としてそこそこの水準のストーリーになったんじゃないのかなと。


むしろ後半の取り戻しを見ていたら、前半の沈滞が惜しいと思えてきたよ。


赤毛の人が悪意を注入とか、注入中に逆にアゲートからカールスの意志が赤毛の人に入って来たりとか、そもそもカールスを殺したのも赤毛の人だったり、赤毛の人の意思も物語世界の根底に参加していたんだなあとか。


そう言うわけでアゲートくんは裁きの神になって世界を滅ぼす事になるんだけど、それをクロムの命なら止められるとか、神を殺す銃を手にしたベリルは、アゲートを殺すか殺すまいか葛藤したりとか、最終回としては面白い展開を見られて良かったですよ。