かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜

最終回ですナ。


とまりちゃん、いつもそばにいてくれた、小さい頃からずっと、僕のことを一番判ってくれるおんなの子、とまりちゃん大好きだよ。


やす菜ちゃん、淋しげな、けれど生きる力を与えてくれるような素敵なフルートを吹くおんなの子、初恋の人、むやす菜ちゃん大好きだよ。


初っぱなからはずむくんは天然ぶりを見せつけてくれますナ。


でもやっぱりよく聞けばとまりへの思いは友達とか幼なじみの好意で愛情じゃないように感じるね。なまじはずむくんが無意識で愛情もないのにとまりちゃんを刺激するからその気にさせちゃったんだヨ!という気もしなくも。


全体的に見れば話作りのために無理な流れの感情とかもあるように見えるけど、人に気持ちはわからないんダヨ!行動を計算通りにきめられないんダヨ!とか自分自身も複雑な恋愛を経験したりしてるので、間違ってるとか理解してるけど受け入れちゃったり突進しちゃったり、ああもう!
その時は間違ってるとか判ってるんだけど、とか、時が立って距離を置かないと判らなかったり、色々あるし。


っと、変な話になっちゃたヨ。
ええと、んで、とまりへの恋心を忘れちゃってたはずむがどっちも好き状態に陥っちゃったのはまあ判るけど、それを思っていて、はずむへの思いがあるのにやす菜に告白を焚き付けたとまりの気持ちはわかんなかったナ。


はずむがおんなの子になってからもうはずむとは恋人になれないって思ってから恋心が高まっちゃったみたいだけど。

とにかく、はずむはやす菜への思いが大切だと決めたし、とまりもやす菜を選んでくれと心を決めた。


そして最後のデートをして欲しいって。
可愛いなあ、デートの様子は会話を入れずに歌を被せての様子だけの描写。


大食いに誘ったのはとまりなんだろうな、誘ったとまりが沈没してはずむの方が完食という意外性かなと思ったけど、そうじゃなかった、その分バッティングセンターで、とまりより意外にはずむがバッティングが上手かった、みたいな演出(んへそんなに面白味は出てなかったけど)
とるとるキャッチャーの方は、誘導するはずむがピョンピョン飛んでる姿が可愛いこと可愛いこと。こんな子がいたら男の子でもおんなの子でもモウ!というくらいの愛らしさ。


そして治療のために病院へみたいな感じのやす菜、世界が灰色になってもうタイヘンだ!という状態なんだけど、そこへはずむの声が聞こえて、姿がなんとなく見えて、やす菜ちゃん大好きだよ、という言葉で世界を取り戻す、と。


欲を言えばもう一声、やす菜がはずむを信頼するための儀式的エピソードが一つ欲しかったんだけど。


すべて丸く収まって、これではずむの性別が、やす菜の試しのためで男に戻せるとかになったらどうしよう、とか思いつつ見ていたらそのまま終わってた。


ていてうか、最後に「あのね」ってなんだよその終わり方、あのね、の後の言葉が想像できないよ!


これが最終話未放送の罠ですカッ!
やっぱり最終話は男性回復の話デスカッ!