IGPX

二話放送、決勝戦に出るためにヴェルシュタインとの対決戦。

ってこれ後二話でヴェルシュタインを破ってホワイトスノーを倒すまで持ってけるのか?


と思ったら結論は決戦はDVDで作戦だった、あああ、ありえねえ展開、戦いはこれからだ展開だった、もうね、うーん。


ヴェルシュタインは結局二度とも敗北っていうのはどうなのか、ていうか、ワールドシーズンで戦う事になるのが二回っていうのはどうよ、ていうか全体の対戦数少なすぎなんじゃ、とかとか、所詮12回でワールドシーズンを語るって言う構造自体おかしい、とかとか無茶がある描き方なのが目立ってしまう。


話数にしても、内容にしても差がありすぎて酷だなあと思うけど、サイバーフォーミュラと比べてしまうと、人間の描き方とか、ライバル同士の気持ちの上での戦い方とか、薄くてしょうがないなあとか。


あと、端的に言って、表現とかも、この作品は3DCGを使いまくりだけど、そういうのまったく使わない人の手による作画だったサイバーフォーミュラの動画とどっちが迫力があって臨場感があったかとか考えると、どうよ、と。


いや新しいテクノロジーの導入に意欲的なこととか、表現方法はまだ模索中とか判るけど、昔のアナログなやり方の方が迫力があったり、上手いディフォルメが出来ていたり、及ばないのなら頼ってばかりいると、昔の優れた手法が損なわれていくばっかりだよナーとか。


色々と考えさせられた。


はっきり言って3DCGバトルよりそこを離れた日常の部分の方がずっと面白かったし。


あと、突然カニンガムの過去とか背景とか出てきたりして、取って付けたような、とか。
タケシの人間としての背景のなさ、とか。
タケシの人間としての背景のなさていうのはアレはアレで新しいっていうか、現役青少年の中の、他者についての認識力とか、アレで正しいとすれば、新しい物語の登場人物の新しいモデルなんだろうなと。
んでも、個人的には、あんななにも考えてないとか、目的とか欲望が希薄な人物が出てくるドラマのどこが面白いんだ?とか思うけど。