獣王星

前回一回目は、テンポよく進んで面白く見れたなあという印象を持った。
後で感想サイトを回ったら、一巻分を30分でやったのでだいぶ端折ったみたいなことらしいと読んだり。


なるほどそう言えば見ているときは、惑星に落されて気が付いたら大海の真ん中、みたいなところからどうやって岸について助かったんだよ?みたいな疑問は一瞬浮かんだけど、まあいいかなと。


そのへんそう聞けば、大海から岸を見つけて上陸、この場所のことに対する疑問や不安を感じつつ、この環境にいる人間の発見、敵か味方か、みたいなやり取りはあって当然だろうし、そのへんをいちいち描いていけば、その過程自体は三、四話は必要だろうと。


上手いのはアバンで既に敵に追われている今という事を見せておいてから過去を見せることによって、観客の意識は、今起こっている追跡劇の理由や結末に意識が行って、過去の話は、消去すればするほど歓迎される情況を作り上げていることだろう。


改めて見ると、先週も今週も、ほんとのところならもっと丁寧なやり取りで、主人公の取り巻かれている環境とその中でどういう選択をして行動することと、それに伴う障害をどう克服していくか、という所を描いていくべきなんだろう。


知っている人からの情報だと、初めに所属したコロニーははみ出し者の集団だけど、そこにいるには弱い弟は危険だから、リングに行こうとしたと、リングは肌の色で決まっているから、主人公達の白人リングは遠くて、途中にその他の肌の色のリングがある、みたいなことらしく。


そう聞くと今のリングは褐色系の集団で、本来ならば主人公は異種族として処刑されてもおかしくないんだろうけど、そこのナンバー2を殺したり(ってそれじゃ普通は崇められるわけなく、ますます憎まれて処刑されるはずなんだけど)ナンバー2の女の子が結婚するとか言い出したから助かっているわけで。


ってなぜディズはトーマを旦那にするとか言い出したのかよくわかんないけど。ナンバー2を殺した強者だから?


展開としては、草に飲まれた弱い弟が死んだと思っていたけれど強く悪くなって立ちふさがる、という展開なんだろうなあ。