新番組雑感

ちと整理しておこうかな。
意外と「牙」が面白く感じられるようになってきたのが意外で。


牙はゼットの行動理念がわかんないとか、ちょっと、ちょっとちょっとというところがあるけれど、アレはわかんないで正解、わかんなくていいんだよ、とか思うようになってきた。
ある意味リアルじゃないかな、今の中高生とかから受験みたいな指標をぶっこ抜いたらみんなゼットみたいなわけ判らない感じ、暴れたいとか、自分の力を知りたいから機会があればぶつけたいとかこんな簡単なことで動いてるって感じて、彼は良いよ!と。


あと、ほんと今期、強烈なのが無いんだけど、
ゼーガペインは頭一つ抜きんでてる、ハルヒは話題作だからはずせないしねえ(そのへんの話を取り巻く環境がキモイけど)、
あとマジぽかは話の構造や目的を理解したら良作だと思った、タイトルが変とかOPの内容と合わせてないとか変なヒネリが誤解を生ませているけど、単なる30分楽しいための娯楽作品だと思うと正しいしみとくべき作品だと。
あとは女子高生かな、アホ女を描かせると絶品なふじもとマジック素晴しすぎるー!
あと萌え絵とサスペンスのギャップが更に恐ろしさを醸し出すひぐらしとか


という所で、5本しか見ておくべき物がないみたいな。


次点として、まあ面白いけど、とか気になる部分が存在するから見るけれど、みたいな作品は、
ウィッチブレイドマイメロ、アリア、スクラン、ガラカン、スパイダー、どっとはっく、プリプリ、シムーンブラックラグーン、韋駄天、ふたご姫、そんな所かなあと。
カペタは感想は書いてないけど、ドラマとして面白く見てる、このところは展開が遅すぎるのが気に掛かるけど、あとガーゴイルは微妙、やっぱり作り手の軽薄な演出意図に幻滅しそうな空気が濃厚なんだけど。


とすると13本、期待作とあわせると18本。
面白いとか期待せずに時間があるから目を通しているという夕方のアニメとか10本程度は有るんだろうけど、多いわりに本当に楽しみに見られる作品は少ないんだなあと。


にしても、大ゴケ回避の原作付きの作品が軒並み頭の痛い内容っぽいのはどうした物か?みたいな。
くっそう、認めたくはないけどやっぱり人気作は面白いや、という形で見ることになるべきじゃなかったのかなあと思うんだけど、なんじゃこりゃ、なんでこんなのがアニメ化に?と思ってしまうような作品が多かったような。