ゼーガペイン

昨日の書き漏らし。


リョーコのこの世界が虚構と理解した後の利用の仕方が良かった。
そこに置いてあると仮定されているバイクを自分の意思で始動させちゃうとかもいかにも虚構と知ったから出来ることという感じで上手いと思った。


そこでバイクを出すのは、この仮想世界の端まで自分たちの手で行くという事に繋がっていくという意図があって面白く、そしてその世界の端まで行く、端が橋の途中って、今まで無かった表現で、そういうやり方はこの虚構の世界のリアリティや現実感が高まる表現で面白かった。


あと改めて、データーだろうとやっぱり他者が存在するのだからまだ救われる世界観だなあと思った。これが、自分は誰かの中の作り事で存在していない、とか、自分しか無くて、自分以外の他人は全部自分の作り物、とかだったら虚しくて絶えられないけど、ちゃんと他人が居るならイイヤと。


あとあと、リョーコの登場で要らなくなるシズノさんが辛そう。シズノにとってはリセット前のソゴル君は恋人だったのだろうし、リセット後のソゴル君は今度の人生で出来た恋人リョーコと仲良くやっていくというのは、どうしようもないけど悲しいだろうなあと。