涼宮ハルヒの憂鬱

ラス前、憂鬱の前編みたいな。


散々じらした憂鬱だけど意外と地味、つか例の使徒みたいなヤツの行動とか。
どうも大事態というのは来週で今週の登場はただの予習段階みたいだから今週の拍子抜けも予定通りなんだろうけど。


それより今週の凄かったところは、高速道路の背景とか街の様子とか、見どころだった。特に流れていく高架の消えていく様子とか美しいなあと。まあ実写でも表現できるわけなんだけど、タルコフスキーソラリスの東京の首都高の映像とか、それでも見ていて気持が良かったなあと感心したり。


内容としてはハルヒの子供の時に感じた、世界の広さとか、人の多さとか、そして相対的に自分の小ささを感じたこととか、誰しも感じたことを扱っていて、さまざまな人は感じるところはあったんじゃないかなと。
こんな気付きから、世界の歪みが始まったという設定なんだろうなあ、そして、そういう力を持った人間が好きな人が出来たら、という話なんだろうなあと。