「牙」

「シャードのことが判っていないようだな」
とロペス様は言うけれどそういう危険な物をミッキーに上げちゃうロベス様こそ判ってないんじゃ……とか思ったりしつつロペス様の真意が判らないなあと思ったりしつつ、結果オーライだったりして、ロペス様はミッキーに邪気を克服して先生と慕うデュマスより強くなって欲しいから与えたように見えちゃったり。


ワケワカンナイ展開をするなあと思うんだけど、ほんとのところは別口のメガネ君が邪悪なシャードによって悪役になっていくんだよ、という事を説明するために理屈は通っていないけど入れてきたエピソードなんじゃないのかなと思ったり。


ならそのへん、ロペス様がミッキーの成長のために仕組んだという所をはっきり見せたら説得力が付くんだけど、あえてそう言うところを見せずに、ロペス様が善人なのか悪人なのかわかんない食わせ者に描いているところが面白いところ、かな。