コヨーテ ラグタイムショー

三回目、展開的にはどうなんだろうと振りかえると、一回目は脱獄、二回目は帰還、三回目は旅立って協力者の確保、みたいな位置付けかな。


今回の内容として自分的に好意的に受け止められた部分は、ブルースは自分の子供フランカに遺産を譲り、フランカの支援者にミスターを選択する、が順当に行けばその役目はナンバー2の男だったはず、遺産探索の冒険にミスターはその男を呼び込むという形でミスターは義理堅い男なのだ、という事を描こうとした所が良かった、かな。


そのナンバー2がロックの牧師とか言うところは、天使にラブソングをのウーピーのロックシスターみたいでそんなに感心しなかった。前回も電波ジャックの通信妨害者のキャラがDJと言うところが、ウルサイというか、ウソっぽくて胡散臭くて説得力のないキャラで感心しなかったんだけど、その辺は個人的な趣味の問題でまあ許容値なんだけど。


義理堅いということとか、男通しの渋い友情とか、特別に感心した表現が無くて物足りない感じもしたけど展開としては順調に消化していて破綻が気になって視聴を乱すとか、見る気を喪失するほどじゃないのでいいんじゃないかなと。


(他所の感想とか見たら、牧師の警備が甘すぎ、とか、ミスターとフランカは生きて捕縛のはずなのに十二姉妹の行動は過激すぎ、という指摘があった、けど自分はそんなに気に掛けずに消費したなあと)


あと自分、なんで今更あと少しで契機が終わるのに脱獄してまで急ぐの?脱獄劇から始めたかったから?とか疑問に思ってたけど、某国が一週間の期限で遺産の隠された星を消滅しようとしているから急いでるという事を失念してた。
ミスターが三年待っていたのも、特別遺産の財宝に興味はなくて、それ以上にフランカの気持ちを大事にして急がなかったのだということも承知した。
ただ敵が実力行使を保留していた理由が「あのミスターが様子を見ているから」というのは無理があるナとは思うけど。