ARIA The NATURAL

二回分。
先週は髪を切った藍華の乙女心の話。
すごく面白かったけどアリア的にはどうだったんだろうとか思った。アリアという物語の本質は、ネオベネチアという場所と時間を描くことであって、そこで不思議なことが起きたり、不思議なことで過去を見たりという形が物語なんだと思うけど、今回のやり方は、ネオベネチアを描く事じゃなく、藍華というキャラを描いてしまったと。


個人的にはそういう人を描いた回の方が好き、慣れないアリスちゃんの話とか、アテナさんの不器用な優しさの話とか、なんだけど、話的には邪道の方なんじゃないのかなと思うけど、やっぱりどこにもない架空の場所と出来事の話より、どこにもいなくても架空の人を描く話の方が好きだなあと。


今週はネオベネチアの出来事を描くという意味ではド直球だった。
やっぱりそれほど感心しなかった。


今ごろ気が付くけど、この作品は構成が変則的だよね、長いアバンからOPのあとにCM、その後はCM無しでエンディングまで言っちゃうし。見ている感覚としては本編にもう一度CMが入ってという意識で見ているからCM無しで終わってしまうと、え、もう終わり?という気持ちになっとしまうと。