コードギアス 反逆のルルーシュ

ルル君の情況、google:マリアンヌ皇妃とかぐぐると、ポロポロ出てくるみたい。
ををっと危険、個人的にブラウン管の中でのみの情報で楽しみたいのこいつは危険だっ。
考えると、弟なんだけど、第一候補って言うことが飲み込めなかったんだけど、ルルの母親が正妻というか第一王妃みたいなことなのかな。その序列は結婚順という事のなのもしれないし、そうしたら後から結婚した第二王妃の方が速く子を産んだので、年が上だけど第三候補という事態も発生するんだろうね。


で今日は、国名の話。
この作品については、ブリタニア帝国というのがやけに評判が悪い、というか、日本が出てきたのなら、相手もアメリカにしろよとか、なまじ半端に日本という国名が出てくるのが嫌、抵抗感がある、とか、プロパガンダかよ、とか、反米ですか、っとか、竹田Pだなあ、とか色々と、マイナスの受取り方が多いみたい。


自分的にも、どうかなあという抵抗もあるんだけど、あれこれ考えていくと、現実にある日本と架空のブリタニア帝国というのがベストな選択なんじゃないのかなあと思ったりもするという話。


日本の観客に日本という環境の場所の物語を提示して話を進めるんだけど、そこで日本を日本と言わずに架空の国名にするメリットって特に思い当たらないんだよね。日本と言ってしまうデメリットもよくわかんないし。


デス種にはカガリさんの国のオーブは、戦時下に非戦を掲げてジレンマに悩む国、というのは誰の目にも日本をメタファーにしているんだなという事は明らかなんだけど、日本とは言わない。
まあこれは当然で、どこも一国も実名が出てきていないのに、日本だけが実名で出てきていたら滑稽というか、雰囲気ぶちこわしなので、そうしないのが当然なのはわかる。国名を使わないメリットであって、国名を出したらデメリットであるのは当然ということ。


んじゃあコードギアスでも、あの舞台となる場所を仮にオーブと呼ぶとして「オーブは地下資源のためにブリタニア帝国に侵攻され、国名を奪われエリア11となったのだ」と言われても、なんか観客としての感触に掛けるしなーと感じるんじゃないかな、と。


その一方で、じゃあ「日本は地下資源のためにアメリカに侵攻され国名を奪われエリア11となったのだ」と言われても、なんか説得力を感じない。そんな展開の話を聞いたら、国連はなにしてるんだろうとか、別の国はそうしたアメリカの侵攻に反対しなかったのか?と言った疑問が出てきて当然だと思う。


それでは別のアメリカ以外の国がとすると、どの国をモデルとしても、そうなったらアメリカはなにをやっているのだ?となってしまう。
たとえ既存の国以外でもそう言う疑問は生じるはず。


例えば、宇宙規模で資源を探索しているブリタニア星人は地球の日本に事件があることを知り侵略してきたのだ、としても、アメリカはなにをやっているのだ?という疑問が生じてくるだろうと。


つまりは日本に侵攻してくる物というのは、アメリカという地球最強国家という位置付けの存在ではなくてはならないと同時に、アメリカ以外の国ではなくてはならないという。
その両方を兼ね備えると、どうしても、アメリカの場所から来た架空の国という設定こそは絶妙だよなーという。


ぶっちゃけ、ブリタニア星人が地球侵略してきて、一番最初に抵抗してきたアメリカを壊滅させて場所を占拠してから、日本に侵攻してきたとでも捕らえた方が一番納得できるんじゃないかなと思ったりもするんだよねーという。