009-1

楽しい……。


どうも感性が良い具合に枯れちゃったのか、石ノ森キャラに、つかミレーヌとかフランソワーズとか特に主役級のヒロインにスッカリ弱くなって、可愛い!とか萌え袋を刺激されまくるようになってきた(どう考えても、これは今支流の萌え袋じゃない、とは思うんだけど)。


声を当ててる釈由美子さんもうまく行ってるのかも、あの辺、もっと慣れていて上手くこなせる声優も存在するだろうし、人気のある人が当てたら聞き馴染んだ声になるだろうし、それはそれで面白く無いかなと。
その辺、やり慣れてなくて、聞き慣れてない釈さんのイッパイイッパイな感じが、なんかイイ感じになってる。有能な女スバイという設定なんだけど、なんか無理して背伸びしている感になっていて面白い雰囲気になっているみたい。


話の方は、明らかにローマの休日を意識してるんだけど、休暇中のミレーヌが(休暇ばっかりだなあ、忙しい女スパイじゃなかったのか(笑))女の子を拾う、女の子は世間知らずという事で、ローマの休日と同様、王族とかお姫様かな?と思わせて、世間知らずだった理由はアンドロイドだったからでした、という石ノ森テイストというか、この作品らしい展開で面白かったです。


つか、お姫様じゃなくロボットでしたという種明かしだけが重要という話だったけど。
雰囲気は大人向けだし、ほとんどナインワンの魅力だけで保ってる話なんだけど、これはこれで正しいと思う。