がくえんゆーとぴあ まなびストレート!

四回目。
ほんとなら生徒会長やっていてもおかしくない優等生タイプの芽生ちゃんのツンデレトラウマ話。
彼女が生徒会とかやってないのはああいう過去があったからという理由があったんだなあ。


ちょっと重いネタで、こんな気楽な作品にこういう話をやるのは本来ならば違和感を感じるところだけど、青臭い、とか、背伸びしたい感じの作風が持ち味と思っているユーフォーテーブル作品らしくてアリだと思いました、と同時に、上手く扱い切れていないところも「らしいなあ」と思ったり。


子供の頃にどういう事があったのかとか、判ったような判らないような。おとなしくて押しつけられやすい性格だったのか、元々責任感が強かったのか、優等生っぽかったからなのか、よくわかんないけど、押しつけられているうちに、口うるさい性格になったのか、見ている自分にはあまり伝わらなかったところが、あまり整理しきらずに描いたからなのかなあと思ったり。


その後も、学校と言うところに来ればまたそう言うことを押しつけられる可能性があるのだけど、そう言うトラウマがあっても学校に来ることにはなにか彼女自身にも思いがあったのだろうけど、その辺の描写を、芽生自身の過去のエピソードを使わずに、学美の想像力で済ませてしまう所の拙さとか、どうなんだろうねー、と思いつつ、やっぱりユーフォーテーブル作品らしくて良いねえ、とか感じてしまうところがなんとも。