RED GARDEN

最終回。


最終回としては、素晴しい最終回だったかな。
なにやら噂によると、打ち切りとか打ち切りで繰り上げ最終回とか、順調な着陸じゃなく緊急着陸だったのかも知れないけど、終わらせ方、着地点としては、美しくて悲劇的で美しい終わり方だった。


ちょっとグロとか入ってたり、少女趣味だったり、最終回まで見てみると、悪魔のはらわたみたいただったりとかゴシックホラーみたいな要素も本当は入っていたりして、全体的に、自分の好物な要素もあったんだなあと、もう少し真面目に見ていれば良かったとちょっと後悔した。


本当にどうしたわけか、録画をしくじったり、興味が削がれて見ずに上書きしたりして、半分ぐらいしか見ていないんだけど、自分的に、演出のだめっぽさ、つか、物語の中の情報の提示の仕方とか、登場人物の情報に対する注意度の方向性の違いとか、自分の情況にもっと本気で心配したらもっと追求することがあるだろうよ、みたいな要求の違いとかね。


納得がいかないというか、拙さとか書き手にとって都合良く書いてしまってリアリティが薄くなってたとか、を感じたけど、生という物がなんなのかとかテーマ的にも興味の感じる物だったり、少女趣味だったり、絵のタッチがヨーロッパ的とか、フランス風、メビウス?的だったりとか、面白い要素は多々あったんだろうな。


最後の所、壊れたゾンビみたいになってしまう妹に殺されてしまうとか、破滅的な結末みたいなのも好みだったりするし、凄い終わり方でこれはこれで良かったなあ。