アイドルマスター XENOGLOSSIA

新番組。


来たよきたきた!


期待値的には今期はグレンラガン、時点はサンライズ舞-HiME乗りで何か作るらしいってことで、第二位だったんだけど、始まって実物を見てみると、期待値の高いガイナ物のグレンが意外に不発(まあ近頃のガイナとか考えるとアベノだし必ずしも全打席ヒットとはいっていなくて微妙な所も当然かな)で、こっちのほうが、第1話目を見た段階で傑作認定できそうなポテンシャルを感じたね。


近頃でこうした予感を感じた作品といえばやっぱり、舞-HiMEの第1話だったし。舞-HiMEのような変な鬱展開をしない限り、かなり面白い作品になりそう。


事前情報はいれていないんだけど、いれていなくても、話題作なので自然に耳にはいってしまう。
あれだよね、ナムコのアイドル育成ゲームのアニメ化なんだけど、原作のゲームをそのままアニメ化するんじゃなくて、設定の一部を利用して美少女ロボットアニメに変換しちゃったと。
普通はそんな改変したら原作ファンは怒るだろうけど、そんなことをできるのがサンライズだよね。
舞い乙とか実績があるわけで、原作が改竄されたとしてもね別の方向で期待できるという。
そういう裏舞台を読み取れないゲーマーだったら怒るだろうけど、その辺の背景を知らないゲーオタもいないだろうし、ありなんじゃないのかな。


で話のほうはというか演出のほうはというと、
この世界の異変の事とかを上手く観客に伝えている手管に感心。
携帯電話が電波状態でつながらないという描写のあとに空にある隕石を見せたり、無線から有線に変えるステーションがあったりして、観客にこの世界は自分の世界とは違っていて、状況の変化が世界に既に受け入れられているという説明になっていたり、


そのあとで新幹線に乗りかえるとアナウンスで「こんぺいとう」とか「クリームベルト」とかいう用語が聞こえてきて、なんとなく状況を予測できる情報を観客に渡したりしていて、その辺の上手さはさすがサンライズだなあと感心しまくり。


その後は、どたばたとしながらも的確に一度にたくさんのキャラ立てを実行していくところも素晴らしい。


漠然と見ていても、おでこの人(本当に忙しいときにはもっとおでこがテカテカしてる、なんて上手い台詞)おでこの人をいじっていた子は、仕掛け好き?つぽい、そしてまんま服装と髪型がミサトの人とか、主人公と一緒になった女の子は、すぐ寝るキャラ、おまけに寝言で「そのリボン変」とか意外性を持たせたりして、キャラ立ての上手さにこの先の展開にも期待感を持って望めるね。


展開のほうはこれもまた王道的な、選ばれし少女、ロボットに乗る、という話なんだけど、封じられたロボットが、とか、鉄板で面白い。


あと変異の一端、月が無くなった後の残骸なんだね、そりゃ潮汐とか無くなるし、都市が水没したりいろいろ大変だろうなあとは思う。あと何が、誰が壊したのかとか、その辺に敵対者の存在を感じるね。