ラブ★コン

新番組。
事前情報は無し、映画でロボコンとかロボットコンテストを絡めた青春ラブストーリーみたいなのがあったと思うけど、そう言うのに似ているのかな?と思ったら、全然関係なくてただの正統少女漫画ストーリーだった。


なかなか面白く見られました。というのも一つには意外にロジックが通っていること、っていうか、基本的に少女漫画って、好きとか嫌いとか、感情の話なんだけど、恋愛を盛り上げるエピソード部分にはちゃんと筋が通っているというか、ロジックによって出来事とか事件とか作られている事が多いんだよね。その辺がいい加減だと見ている方も納得しないとか、説得力がないと、素直に泣いたり怒ったり感情移入できないとか。


というわけで、優れた少女漫画ほどロジック萌え出来たりするんだよね。


なるほど、背の高い大女と、背の低いチビ男の組み合わせか。
取り合わせとして筋は通っているね、つーかかぼちゃワイン?(ってこれはは自滅ワードだよね。年がばれるというか、そんな恥ずかしい作品のタイトル出しちゃう精神がどうかと思う……いやあ、エルちゃんアレはアレで可愛かったですけどね……)


と組み合わせてくるそれぞれの片思いの相手のセレクトの仕方も筋が通ってる。
背が低いから、背の小さい女の子が気になったり、小さい女の子は男嫌いだったり、
背の高い方は、イケメンに一目惚れしたり、イケメンの方はなんか特に特徴は無いんだけど、顔が良いから気取り屋なのかなーと思ったけど意外と良いヤツだったりして、とか面白くなる要素をちゃんと作ってたりして作りに感心したよ。


話が進むと、背の小さいカップルの方は、男嫌いだけど、大谷君は背が高くないから男の子として意識しないから大丈夫とか、上手い撃沈理由を見つけてくるし。そりゃあショックだよねえ、男としてみられてないって事だもの。


大女の方は、イケメン君が本来女の子は苦手なんだけど、小泉さんは目線が同じで異性を意識しない、てまた上手い理屈をぶつけてくるなあ、つーかどっちも表裏一体の理論で同じロジックなんだけど。


とか見ていて感心したり面白かったりしました。


後全体的に関西弁のやり取りが上手く嵌っていて楽しく見られた要因だよね。
変な三角関係は今回で簡単に解決したのが肩すかしだったけど、ちょっと楽しく見て行けそうな作品でした。