機神大戦ギガンティック・フォーミュラ

三回目。


これはこれで良いような気がしてきた。
負けた中国が協力することになって、彼らの参加なんかを利用しつつ諏訪君が莫迦なので諏訪君に説明する形で観客二個の世界の背景とかガンダムファイトの歴史とかを語ってた。


そうか、石像の頭から話は始まっているのか。っていうか、彼らの暴走のせいで赤道の冬が起きて世界が混乱して戦争が始まって、挙げ句戦いたい石像の意志のままに、ガンダムファイトで世界一を決める事になってるんじゃん。


ってやっぱり世界一を決める理由がわからないよ。
世界一が決まったら戦争はなくなるの?
元々の戦争理由がよく判らないし。エネルギー問題なのかな、勝ったところが一人占めだったら争いは収まらないし、なんで戦い合っているんだろうねえ、釈然としないなあ。


まだヒロイックエイジのほうが乱暴でも目的がはっきりしていて理解しやすいんだけど。


と、大きい骨組みでは疑問が残るけど、小さいところでは、中国の協力と、彼らの反応とかには、面白い物があったかな。
協力しつつもなにか企んでいそうみたいに思わせて、実のところは協力する気はあるんだけど、パイロットは少年、巫女も少女、責任者に至ってはチビッコで納得行かない、という事だったみたいなところは、共感できて面白かったかな。
特に主任は無茶だよね、巫女とパイロットはロボットが選んじゃったんだからしょうがないとしてもチビッコ科学者って!とか思っちゃうし。


それなりに理由があって後々説明はあるとは思うんだけど。


とか、回りの反応が多少大人でこれはこれで受け入れやすいし、段々えばとの差別化も見えてきてこれはこれでいいんじゃないのかなと。
大筋の戦いの目的が説得力を帯びてくれば良いんだけど、いずれ巫女の口から戦い合いの意味や目的が語られる日は来るんだろうなあとは思えるけど。(身体を取り戻す戦いだったり、石像の創造主を求める戦いだったり、色々と理由は考えられるし)