機神大戦ギガンティック・フォーミュラ

この話における精神攻撃展開の話。


あーはいはい精神攻撃、精神攻撃ね、という感じで、特に感じることもなし、というか、どうしてそこまでお手本の展開をなぞってみますか?というか。


主任の過去の体験が、という要素が絡んでくるのだけれど、それさえも、精神攻撃展開なんだけどそれだけだと間が持たないのでそういうエピソードを入れ込んできたよ、という様子で、特段感じ入るエピソードでもなんでもなかった。
その辺は元々のキャラも立っていないし、ああこんな過去があったんだ、という感慨を引き出す要素にもなっていないからなんだろう。


で諏訪君の言動なんですが、元々から責任感のない言動だったんだけど、その辺はまだ当時は状況も飲み込めていないし、自分に掛かっている責任の大きさも認識していないんだから、普通の中学生の発言としてアリかな、と思っていたけど、


ここに至って、自分の情況とか責任を理解した上で
「そんなこと言われたって……」
みたいな発言はさすがに責任無さすぎで、反感を生じてしまうね。
心の中ではそう思っていても、自分の立場を思ったら
「はい、やってみます」
くらいの受け答えをしないと、日本人の命運がこんな無責任な子供に掛かっているのかと思うと情けないよ、みたいな気になってしまう。


シンジくんみたいに、もうイヤだ、とか言って逃げるのは、情けないけど重圧を感じているからこその発言で、容認できるけど、諏訪君の態度だと、「もうダメです、負けちゃいます、降参していいですか」くらい言いそうな無自覚っぼくて心配になってしまうよ。