機動戦士ガンダム00

ガンダムも三回目でありますな。
世間の受取り方は、キャラが大杉とか、みんなキャラが立ってないとか評判はあまり良くない感じなんですが、良いではないか良いではないかという所。


ガンダムのオーバースペックに詮索する人物がちゃんといたり、内容の方もそれなりに疑問を捌いていたり、悪くはありません。


ただ乙女座の君のひとがどこの勢力なのかまだわからないところはなんとも歯がゆいです。


今回の話だとアレ、麻薬一掃は大層立派で良い行いのように見えますが、一方で悪事ですがアレで暮らしをしていた貧者もいたわけで、荒稼ぎをしていたカルテルが困るのは結構だけど、従事していた貧困層は、ガンダムがやってきて畑を焼いちゃったことで、もう飢え死に決定、家族のためにお姉ちゃんは身体を売りに、なんて側面もあるんだろうなあと思うと、麻薬畑を焼く仕事を「気が楽」とか言ってる彼らのことは見えてないよねえ、とも感じたりしました。


ガンダムの登場で世界が変わっていく様、というのは、ある意味でその部分にはデスノートの現象が重なりましたね。
今回のガンダムデスノートも理想論なんだけど、暗黒面があるよねえという所は共通する物なのかも知れません。