ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス-

今週も微妙で突っ込み所満載の展開でした。わざとやってるんでしょうか……


ストーリーラインとしてプロットはまともなんですよね。
一緒に暮らそう!って上手く行きかけて落とすためにトワが失踪、どこへ行ったのかなあと思わせて、敵の元へ
みたいな流れは、演出として面白くなるはずの作りではあると思うんですけど、そう運んでいく展開に説得力が伴っていなくて、プロットはまともなんだけどでもちょっと……という。


またまたジンの元を離れるトワさんなんだけど、そうする動機が、マザーからの超連絡で、本来の目的を忘れるな、って事らしいんだけど、それはそれでなるほど、とは思うけど、そうするとその前にジンと出会って、いつまでも一緒だよ、みたいな事をした動機がよくわかんないよね。
使命を忘れてジンとラブラブモードを楽しんでた、ってことじゃあるまいし、なんなんだ!?みたいな


そして敵の元に行くわけだけど、またこれが意図が分らない。敵に捕まっているドラゴンの救出のためにわざと捕まった、という想像も出来るけど、そういう様子もなく、なんだか捕まった挙げ句に、逃げさせられるし、なにをしに来たんだ?と思ってしまう。


そしてまた戻ってきて(早っ!)衝撃の告白!


実はトワが親のカタキみたいな展開は重くてまあアリかもと思っていたので、やっぱりそう来たか、という所だけれど、初めから自分がジンを天涯孤独にしたという罪を負っている上での行動か?と考えるとそうも思えないし、とやっぱりなんだかなあと言う展開だった。


ジンとジオの関係の方も、三角関係とか、トワを助けるためにジオを売るとか、そのへんの駆け引きみたいなこともわかるんだけど、うまく機能してなかったかな。
元々がジオがレゾナンスして信頼関係が出来たとかそういう事でもないし、ジンに取られたって言ったって、単にジオはトワを守りたいと思っていて、そのためにはジンと行動を友にしている方が得策と思っているだけで、ジンと信頼関係が生まれていたってわけでもないし、もうちょっと上手く扱えなかったものか、とか思ってしまう。


まあそのへん、ゴンゾといえば、GPなんとかとか、スピードグラファーとか、いろいろと、プロットは面白そうなんだけど、実際は、プロットを持て余して、上手く乗りこなせていたらもっと面白くなるんだけどなあ、という印象の作品なのでゴンゾらしいと言えるのかも。