カレイドスター

放送遅れ分の特別放送、きっちり見ましたヨ!
シンデレラのステージの本番の話。初舞台緊張しているみんな。芸の方のメイク率も高くなさそうだ。不安なままステージは開催する。一方そらの父はそらの様子を見に、内心苦労していたら連れ戻すつもりでステージを見に来ていた。
初演は失敗、しかし花形スターのレイラは機転を効かせて失敗をフォロー。あなた達の失敗はわたしたちがフォローするからしっかりやりなさいと、冷たく厳しいとも力づける優しい言葉とも言える事を言い放つ。
父親が来ていることを教えられ合う。そらの父は、事故で死んでいて、親戚のおじ夫婦に引き取られていた、でも優しく育ててくれていた。カレイドスターになることも本当は身を案じて反対していた。新聞では、三人の魔法使いのアイデアは面白いがミスが多いと酷評。落ち込む一同。元気が出ず二度目の公園も失敗。やる気がないのならやめてしまいなさいとレイラに強く言われる。父親は辛かったら帰ってきて良いんだよと言う。そらが落ち込んでいるとき、父親が心臓発作を起こして倒れる(ちょっと都合良いかなと思うけどね)父親を心配して、もうステージを辞めてもいいという思いで、ステージに穴を開け病院に向かうそら。無事だった父親に一緒に日本に帰ると言うそら。見ていてその気持はわかった、自分も東京に出てきて2ヶ月目に父親が心筋梗塞になって、そのときは父親は強くて世界みたいに強固なものだと感じてたから、父が倒れたときは急で本当に世の中の半分がおかしくなったくらい、気持が不安になった。そうだよねえ、行っちゃうよねえ、と思う。やめると言い荷物をまとめるそら。レイラは「賢い選択も出借るのね」というが、その表情はどこか寂しそうだった。そらは心境も明かさず、父と空港へ行く。
「お父さんが、カレイドスターの試験受けて良いって言ってくれたとき嬉しかった」
「試験に受かって、おめでとうって言ってくれたとき嬉しかった」
だけど……声もなく涙を流すそら。
あたしはお父さんお母さんも大好き、でも、カレイドステージも大好きなの、どうしたらいいの?と本当に、どちらも好きで選択できないことを告白するそら。
父親は黙って、続けなさい、お父さんか一人で帰るよという。
いい、そらにとってどっちも同じぐらい大事で大切、親にとって子供は大切だけど、その夢をあきらめさせるのは、そらにとって辛いこと。ならば子供を思うなら、自分たちのエゴの方が押しつけてはいけないもの。
そしてそらは戻り、ステージを続ける。
じつに、淡々とした表現がいい。
カタルシス的には、もう一度戻って、そらのステージ見せておくれと言って、完璧な演技を見て、感心して安心して帰るとか、新聞記事が翻って、評価するとか、あってもおかしくないが、そう言うことをしすぎると、物語が甘すぎる、きっと、そらたちは、マダマダと言われながら、新人の芸をして居るんだろう。きっといつか評判になる日を信じて。

追記
他のサイトとか見た。指摘されてたけど、ある部分杜撰だった、と。同居人にも言われたけど、ステージの精がなにも言わなかったのはどうかなと、そういやそうだー!他のサイトは、オーナーが受け入れるのもあっさりしすぎと、そういやそうだー!とか、でも気にならなかった、それより感動しちゃったんだよ!感動させた勝ち!もう少し父とのドラマをというのもわかる、でも内心ドロドロしたところもう見たくないやって気持もあるし、なにより従来の、親ともめるのは、親の無理解の方が強くて、子供のことを判ろうとしない無理解から生じてる方が多いし。ただ、子供の夢を支持してやっても、うまく行かなくて人生無茶苦茶になるってのが現実なんだろうと思うけど。