ボンバーマンジェッターズ

これも正直に言う、B-1グランプリはサブエピソードでそんなに評価してないいわゆる回り道みたいな話だと思っていた、前回を見る限りは。今週のボンバーマンジェッターズは違ってた、やっぱりこのスタッフの底力を見た。
とりあえず食べまくるシャウトの作画が生き生き描かれているのに萌え、スタッフ脂がのってるって感じ、作画するのが楽しくてたまらないという雰囲気がこっちにまで伝わってくる。
グランプリは、前回マイティーに負けたオヤボン、マックスことボンバーゼロ、シロボン、そしてなぜか生き残ってしまったヒゲヒゲ団員の四人で決勝戦。組み合わせは、シロボン対オヤボン、ヒゲヒゲ団員対ゼロ。当然、シロボンとオヤボンが対決し、シロボンが勝って、ヒゲヒゲ団員を破ったマックスことゼロとの対戦と予想するのが当然だろう。
ところがシロボンは対戦場に行く途中でオヤボンの弟子のコボンが崖から落ちそうになってるのを助けて遅刻で不戦敗。そして駆けつけたときはすべてが終わり、優勝したのはゼロだった。ゼロが優勝してしまうのは以外というか、考えると、またしてもオヤボンはマイティーに負けたと言うことで、これほど巧みな結果はなかったんじゃないだろうか。そして対戦シーンを観客に見せていない所もすごく上手い。「優勝したよミスティ」と優勝カップを見せて「ゼロ、あなたって」と恐怖とも付かない驚きをするミスティと、そんなことをなんにも感じていないゼロの無邪気さというか、底知れない恐ろしさというか、とにかく巧い、巧すぎる!
「それより大変なことになったの、決勝戦のビデオを見てごらん」とボン婆さんは言う、いやが上にも高まる期待、そして来週はジェッターズ24時とか、引き延ばす!スタッフ悪魔のように狡猾!