カレイドスター

面白かった、よかったです。
カレイドステージの人数が少なくなり、ミアの脚本で、若い仲間が一度はいがみ合い、和解し未来を信じて行くという舞台フリーダムを作った。評判は上々。よっしゃあ!と喜ぶ一同、ここら辺の表現がカレイドスターの味になってきている。
と、レッスン室にみんなが戻ってきている。みんなも分って戻ってきてくれたのか、と喜んだのもつかの間、実はユーリがカレイドステージを買収したのだった。
ああ、波乱と聞いていたけれど、乗っ取り路線になるのか。袂を分ける展開じゃなく、こう来るとは思ってなかったのでビックリ、確かにトドメを刺される展開だ。フリーダムは公演中止、払い戻し、今日で最後のステージとする、とオーナーになったユーリの命令には逆らえない。
最後のステージ、精一杯やろうと心に決めるそら一同。
ところがカロスはそんな気持ならやらない方がましだという。
気持は千々に乱れるそら。フールの姿も見あたらなくなってしまう。ここの描写は見事というか上手いというか、なるほどというか、わかりやすいパターンなんだけど、魔女の宅急便のジジとか。
要するに、最後の舞台なんて、あきらめるなと言うこと、カロスはあきらめたみんなに失望したし、そらは夢を捨てたのかと、フールが見えなくなってしまったのだ。
父と会っていたレイラ。自分はレイラと父の話を見のがしたので、よくわからないけど、父との会話で、自分はなにをしたかったのか、変わったカレイドステージに参加する気持には全然ならない、そらをパートナーとして演技をすることが楽しかったのだ、自分の求めいてる物は、カレイドステージではなく、いいパートナーや仲間だったのだと気づく。
レイラがユーリに送られて帰ってきて、ユーリに自分のステージは捨てないあきらめないと言うのを聞いて、そらは、自分が希望を失っていた事に気が付く。
最後のステージじゃなく、いつものステージ、いつも最高のステージをするつもりで望むんだと理解する。ユーリとレイラのやり取りの脚本の言葉も素晴しい。
そらは「わたしが望まない限り、わたしのラストステージはやってこない」というレイラのセリフを思い出して、メイクを感動の涙で流してしまう。レイラが、現れ、そらのメイクをしてやる。このへんの表現も素晴しかった。
「あなたとのステージ楽しかったわ」レイラの謎の言葉。
そしてフールがまた見えるようになる。
最高です、無料のテレビでこんな物見られていいんでしょうか。
順当に考えると、あんな私怨にまみれたユーリが関わるステージが評価されるわけないと思うんだけど、やっぱり強敵らしく、それなりに評価されるとか、評論家を買収とか、強い敵であって欲しい気持も。
来週は、あまり賛成していなかったそらの家族の事が復活。うわすごい、初めにまいた種がちゃんと回収されていくようだ。上手いなあカレイドスターのスタッフは。