ドッコイダー

ついでなのでドッコイダーの事も書いちゃおうかな、なんかシードと似た部分があったので。
シード最終回の展開は、ずいぶん急いでた、次から次へクルーゼが演説したり、フレイが死んだり、アスラン父が死んだり、ソーラーレイが(違う)自爆しようとしたり、ラクスがピンチだったりアスランが自爆して止めようとしたり、いつの間にかクルーゼがあぼーんしてたり、慌ただしいっちゅーの。豪華というか詰め込みすぎというか、整理する間がないというか愉しむ間がないって言うか。
以前、すごく豪華な宴会に行った。豪華なんだけど、次から次ぎに、はいお刺身です、揚げ物です、焼き物です、煮物です、蒸しものです、肉です、吸い物です、蕎麦です、とか矢継ぎ早に出てきて、目の前は皿だらけ、一つ一つは美味しいんだけど、なんだか自分が家畜の豚にでもなった気分だった。
ドッコイダーの最終回はそんな感じだった。
詰め込みすぎというか、もっとグッとした感じて、危機、ピンチ、挫折、復活、反撃、逆転、勝利、と、カタルシスを味わって、画面と共に爽やかな感動を味わえるかと思ったんだけど、スタッフやり過ぎ!というかがんばりすぎ!と悪い意味でも、良い意味でも(サービス精神としては)しんどかった。期待したものと違っていた。
悪くはないんだけど。栗華の表現が恐かった、あれなに?つかみから引いたし!あとは……書かない、書くと、都合良すぎて、そのことを感動のため良しとするか(そういう都合良ささえ感動に結びつけられる手法もあるし)逆に、引いてしまうという可能性もあるし。自分の場合今回はちょっと引いてしまったのでした。
最終回はともかく、栗華の夢とか、小遣い値上げとか、エーデルワイスの話(っていうか、釘宮ボイスなんですが)とか気合いが入っていて意欲的な作品が多い物語でした。ありがとう!