キャプテンハーロック

なんだか面白くない。松本零士って、こんな感じだったっけ?
ウダウダしている展開の時もあるけれど、やっぱり面白い部分はあったと思うんだけど。今回は、ハーロックが昔の仲間を救出しに行って合流する話だけど、仲間達は囚人衛星で、ハーロックをおびき出すとか道具にしようと生かされていたけれど、死刑宣告を受けて一所に集められ、降伏しなければ仲間を殺すとか駆け引きされて、なんだかんだで助けられる、とか言うストーリーなんだけど、特別頭を使っている事もないし、男のダンディズム的な松本節みたいな様式美も感じられないし、なんだかすっきりしない物語だなあ、と思った。
脱出物の駆け引きならもっとそれらしく描いて欲しいし。
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20021213/vap.htm
やっぱり、敵のエネルギー波がダビテの星だったりして、先生が発表中止にした作品だよね。ってことは、先生ほとんど関わってないんじゃないのかな、関わってたら初めから気が付くわけだろうし。
http://www.vap.co.jp/herlock/comment.html
先生のメッセージも、裏読みすると、りんたろうハーロックだから自分の物語じゃないと言っているのかなと。