カレイドスター

マリオンデビューの話。冒頭、そらはレイラとのことを思い出し、目標や夢を失っていることを改めて思う。とマリオンがそばに来て、ママに会いに行くのと、墓参りのことをそらに話しかける。
れおんのドラキュラショウは、評判は良いのだけれど、小さい子どもたちには恐すぎて泣く子もいた。そらは自分の原点は誰にも楽しめる楽しいショウだったことを思い出し、キッズステージを昼と夜のステージの間に開演するとこを発案する。
文句を言うれおん、引かないそら、気圧されるれおん。勝手にしろと言い捨てる。団員は協力してくれない。残ったのはいつもの仲間だった。
どんな劇をするかミーティングしているうち、ジョナサンとマリオンがボールの芸が出来る事がわかってステージに参加することになる。
トランポリンの事故で母親を亡くしたマリオン。それ以来トランポリンをしていなかった。母親を思いだしてつらいのだろうと思っていたが、そうではなく、自分がトランポリンをしたら父親が悲しむだろうと思っていたのだった。
父親は反対するはずがない、一体どういうエピソードで、マリオンと父親は理解し合うのだろう、と興味津々で見ていたら、父親が取り出してきたのは、一冊のノートだった。
亡くなった母親が付けていたステージノートだった。マリオンがつらくなると思って見せていなかったノート。
その中には、母親が将来マリオンと一緒にしたいデビューステージのアイデアが書かれていた。
うわー、そう来たか!可愛い絵でかかれた成長したマリオンの姿、ステージ衣装、叶えられなかった母の夢、せつないよう、わはー
優しくて、哀しくて、夢に溢れていて、いい話だった。
そして母親役をそらにやって欲しいというマリオン。
ステージは小さい子どもたちの歓声が溢れて大好評だった。そらとマリオンのステージ、そらの姿が一瞬亡き母に見えたマリオンだった。