鋼の錬金術師

マスタングが大佐に昇進、異動になる前に不安のある炭坑を、エドに視察させる。
炭坑先は軍人がワイロワイロで炭坑員を締め付けていて、軍人嫌いの風が吹きまくっていた。初めは宿屋に受け入れられていたエドも、国家錬金術師で軍の犬とわかった途端、叩き出される。
宿屋に来た軍人が暴力を働こうとすると、エドが止めに入り、国家錬金術師の視察とわかり、軍人はエドを招いていく。
さっそくワイロ攻撃。
エドの不在の間に宿屋は軍人の錬金術師に壊され、宿の子はアルが助けていた。
エドは戻ってきて、もらった賄賂の金貨で金の山を作って、軍人から鉱山の権利をもぎ取る。
ニセ金貨は、石に替わり、エドは炭坑の権利を売りつける、町人はいくらふっかけてくるかと思ったら、一泊の宿屋代でいいという。しかし宿屋はつぶれてしまった、じゃあこれはなにかな、と元通りにした宿屋に気づかせる。
と言う話でした。
どうしよう、ハガレン、酷評すると風当たりきついみたいだし、変に厳しく見なしてるみたいに思われそう。まあいいや、公平というか、平常心でいつも通りに感じたままに書こう。
平凡だった。錬金術師の行動っていつも視察の目的を明かされていないのかな?好意的に考えると、軍の犬の中で視察に行って、不正を正せるのはエドだけで、おおっぴらに、悪い軍人がいるから失脚させてこいとも言えないし、マスタングの下心で上手にエドを利用していると言うことなのかな。
話としては、軍人が悪いヤツだった、金に目がくらんでた、宿屋でも金にうるさくてこの世は金という感じだった、エドが賄賂を受け取る、石を金に見たてる、炭坑を買い取る、また困らされるかと思ったエドが、一夜の宿代で譲り渡す、という特別、変わったこともない立て板に水みたいな物語だった。
もっとがんばって!観客として、グッと来させてほしいとか、燃えさせて欲しいなあと思った。
ウィンリィは帰ってた。人質に取られに来ただけだった。かわいそうだった。
錬金術師は大衆の見方で、国家錬金術師は軍の狗で大衆の敵ってどう言うこと?とか思ったり。