十兵衛ちゃん2〜シベリア柳生の逆襲〜

フリーシャー助けた後の話。
自由としては、もう十兵衛にならない、あれはフリーシャを助けるためだった、もう十兵衛は捨てたと考えていた。そこへ父親が、今だ時代劇を捨てずに、ゴーストライターをしてたと知る。
自由の抱えている問題と父親の問題を対比して、まだ捨てていないと言うことを自由の失望に繋げてよく伝わる感じがした。
フリーシャの過去も回想という形で開かされる。父親が十兵衛だと言うことも、凍って時を超えたことも周知のことで、今回は、フリーシャ十兵衛の原因はと言うのが開かされた。
眼帯は手作りで、変身は血のなせる業と言うところか。
自由の二代目はどういう理屈だった?確か生まれ変わりと言うことだっんじゃ。それならば和解できれば問題はなさそうなきもするし、シベリア柳生達も、怨念を切るで問題は解決するのだけど、自由はなりたくないし、気持の問題だけじゃなく肉体の負担もあるし、フリーシャにはラブリー眼帯をすれば、邪念を断つ活人剣の能力はあるのかな。
物語と言うより登場人物の心のありようが焦点の物語、大地監督らしいと言うか。
こうなると一番の問題は父親なんじゃないのかな、時代劇ライターからの生まれ変わりをどう決着づけるかということが重要になって来ているような。