ろりこん話

リファとかも飛んでこないし鎮静したのかなと思ってたら、図説でこれでもかとスゴい丁寧なことになってた。http://d.hatena.ne.jp/guide/20040327#p1


現象に対しての解釈は納得のいく物だと思う。


ちょっと解釈の材料として、見聞きした人間の中に生じる感情とか、情況と言った要素を排除しているというか、組み込んでない部分もあるかなと思ったけれど、そういうのってなかなか理屈では扱えない物だからしょうがないかなと思う。


事件というのは、どこの部分でもおきえるもので、それがたまたま色々な要素によって特に、叩くべき感情を触発する部分があるんじゃないかなと思う。


当たり前のことだし書くのも、不快な感じだけれど、20代男性が20代女性にわいせつ行為に及ぼうとしてもそれは、大きな事件にならない。良くあることだからと言うことなのか、当たり前のことだからと言うことなのか。
犬が人を噛んでもニュースにならないけれど、人が犬を噛んだらニュースになるみたいな。(あまり適切じゃないか……)


20代女性が、10代にも満たない女児だっただけでも、世論の怒りは大きい。子供で非力で弱い物だから許し難い犯罪だと言うことなのだろう。
それでも、小学校教師とか塾教師とか、そうした類の事件は頻繁に起こるし、オタクと言われる人間の犯行よりは、取り扱いが小さい。
それかオタクだったとしたら。
女児、イタズラ、オタク、殺人、イーペーコー、ドラドラ、ドーン!って感じで、マスコミは大騒ぎさ!


とか、被害者の側が抱える要素と加害者の抱える要素で、許し難い犯罪として特に叩かれるというか、問題視されるんだろうなあと。こんな事は周知の話だけど。


加えて欲求としての特殊性は加味されるべきなのかと言うことを思った。
妄想として、実現化できない、してはいけない欲望や欲望なんだろうと思う。じゃ、強姦とかはしていいのかって話になっちゃう。そりゃいけないし、どっちも同様に罪だ。
でもまだ、なにかで工夫すれば代償行為としてなんとか解消できそうな……うーん。


それに対してろりこんって現実化できないし、匹敵するのは、それこそ、相手の死を必要とするサディズムぐらいしか。ネクロフェリアもあり得ないけど、万が一実行しても、死体だし……。


とにかく絶対現実不能な事を考えているだけでも、恐いよっていうか、危険度が高いというか、社会通念的には注意すべき事件だと感じるのが妥当だろうという気持ちが高いんじゃないのかなと思う。


そうした要素によって、オタクだから(色々な意味を含めて)以上に事件を重要視する傾向があるのかなと思った。
ただそれだと、普通の大人の顔した男性による犯行より叩かれる原因が分らないけれど、その辺は、一般人にとってオタクという存在のわけのわからなさのせいなのかも知れない。


小学校教師が不祥事した場合、奥さんと別居中だった(ああそう言う理由だったかしょうがないね(しょうがないじゃないだろう!))とか、なんとなく犯行を犯した動機を理解出来るような気になったりするのかも。それに対してオタクの欲望や思考はどんな形で制御されているか想像の埒外かもしれないし、そうしたことが原因にあるのかもしれない。


また逆に、なんの理由もなく女児に興味を抱く人物だった方が脅威かもしれないし、理由をろりこん雑誌のせいにした方が安心できるのかも。(そうやって偽る方が危ないって)


なんて事を思った。


でさらには、これは各所で指摘されてるけど、こうした出来事に、むしろオタクが花瓶に騒いでるから、事件が大きいという構図になってる、という側面もあるんだろう。


って、書いてる自分が言うなっつー話だ(苦笑)
犯人はエロマンガ読んでたって言えば、オタクがザワザワする、自分はそうならない、規制はいやだ!とか色々反応する。
だからこそ、話の影響が大きくなる部分もある。


犯人はビデオマニアだった。
としたって、ビデオマニアは ( ´_ゝ`)ふーん、で済ますかも。そして事態は沈静化、っていうか、マスコミも叩かないし。


属するメディアとして真面目だから議論しちゃうみたいな部分もあるのかも。
実際世論は、そっちより、回転ドアの方がずっと重要になってるわけだし。


逆に言えば、騒ぐときは騒ぐくせに、本当に根本原因を解決するために熱心に考えない世論よりは、版権に受け止めて、女児事件が起きないように真剣にオタクが考え抜いて、なにか結果を出すに至るのならいいんだけどね。


現状としては、犯罪犯すのは、オタクだけじゃねえ!みたいな自己弁護になってしまっているだけなのかも。
犯罪犯したプロファイルを作るとか、相談所を設置するとか「もしもし、すみません。ボクろりこんなんですけど、隣の幼女がなついてきて、我慢が出来ません、犯罪犯しそうです、ボスケテ!」とか(くそう!うらやましいな!)
それは冗談だけど、鬱積してる青年の相談手段つてのはあってもいいだろうし、自治体的にオタの交流機会を設けるとか世の中事件が起きたとき、社会的弱者なのかオタ叩きして終わりじゃなくてなんか検討すりゃいいのにと思ったりする。


鬱屈した青年は、どうしたら救われますか、秋葉原ティーがますます電脳オタク度を濃厚にしたら道をはずさずにすみますか?
ちゃんとした答えを持っている人間はいないだろう。
そのうち、相手が出来るさとか、なんとかなるだろうとか、まあ本当はなんとかなるべきだろうけど。


昔はそういう問題は、なにかと見合い話を持ってくる、ババアがいたからよかったのかも知れないけれど。


あとは、ペドの話がゲイのマイノリティーみたいになっていったのには、あうえうとか思った。
色々な基準値を持ってると思う。一緒にするなと感じる人もいれば、同じマイノリティの出来事として解釈する人間もいるだろうし。それ以上の印象は書かない。