サムライチャンプルー

機能は徹夜した余裕のない頭で見たら、またオサレだねえケッ!、二回目からこれか、もう息切れっていうか、書きたいことが無くて書いてるのかなとか言う印象だった。
ちゃんと寝てみたけど、それほどでも。


今回は化物の鬼と呼ばれる話。と思ったら、前回腕を落された男の復讐劇で関連があった。つーか、その男に、顔の壊れた悪魔の知り合いだか身内がいるのは都合いい話だ、とか思った。


茶屋でのやり取りは、今回の敵の説明だったり、敵の誘き出しだったり、途中で女にムゲンがひっ張られるのも敵の罠だったり、茶屋であった臆病なおサムライが実は手練れの殺し屋だったり、二重三重の罠っていうか、鬼、茶屋の主に誘導、女、殺し屋、とい用意周到な男だ。つーか、そう言うヤツがあっさり手を切られたわけなんだけど。
となんとなく、整合性のなさやら説得力のなさなんかを感じつつも。


結局外見の醜い男は連れ去ったフウが男を怖がらなかったことで、男は思い入れをして、フウを殺そうとした仲間を殺してムゲンに倒されるわけだけど、なんでフウが怖がらなかったのか理由付けはなし。なんとなく物語の中心的登場人物だったから、心ない普通の人と同様の態度は取らなかった、というだけにしか見えなかった。


ちなみに、顔が醜いとか、それで化物呼ばわりされたっていうのと関係なく、腹が立って、そう言った町人全部を皆殺しにしたり、自分に不都合を感じた仲間をなんの迷いもなく首を絞め壊す事ができる心は「バケモノ」だと思うけどね。


ジンの方は、殺し屋と剣で勝負。ジンより強そう。
「蛍は男と男でも引き合ってしまうんですよ」
「失礼する」
モーホーネター!っていうか、そうじゃなくて強い男と男は、勝負として引き合ってしまうということだと思うけど。


こっちの決着は、雇い主が死んだということで、物別れ。はっきり言ってジンの方が負けそうだった。
それにしても、それを察知するのが超人的っていうか、都合良すぎるとオモタけどまあいいや。
雇い主が死んで金にならないからやめるっていうのは、それはそれで、不気味で恐い。
「自分が危険に身を置くが好きで、人殺し家業が好き」とか、「強い相手を切るのが好き」とかならば、雇い主が死んで金にならなくても、相手を切るのに意味を見いだすし、それはそれで理解出来るけど、金のため、金にならなきゃ切る必要ないとか、底知れない不気味さと、いずれまた戦う強敵になりそうだし、面白いキャラだと思った。


改めて見ると、まだ様子見って感じかな。