双恋

毎回言っちゃうけど、一杯の双子にモテモテみたいな萌えアニメだと思ってたのにこんな事に!


修羅場だー!っていうか板挟みだー!
板挟みはバレンタインイベントで臨界点を超えるって感じ。


一条双子は、望を好きだと表明した菫子と、恋心を隠していた薫子。秘密にしていて協力するなんて言ってヒドイって。ってなんで酷いんだ?
まあ、なんとなくバカにされてるような同情されてるような、やっかんだ気持ちでヒドイと非難する流れも判るけど。菫子の決意の前に言えなかったと言い返す薫子。
屋根での話で、活発な薫子と望が気が合って追いつこうとしてたとか、菫子の心情が表明されていて、受けて返す薫子の落ち着いてる菫子の慎重さをうらやましく思っていた薫子の菫子に対する思いとか、きちんと描かれていて良かった。


対して望はなんで薫子が好きなのか動機は判らないけど、観客にとっては双子の考え方が伝わることが必要で、男キャラの考え方なんてどうでもいいからこれはこれで演出上の欠陥じゃないのかも知れないけど。


「二人で望ちゃんのお嫁さんになる」と子供の時みたいには行かないと自覚している一条姉妹に対して「二人で望様と」と言ってる桜月姉妹の方は幼児のままっていうか、ほんとの恋愛感情じゃないって。二人との恋愛は無理!一条姉妹の方がいいって、とか思うんだけど、一応桜月姉妹の二人の思いも本物なのでそれはそれで痛々しいというか、観客の心を揺さぶるのも事実なんだと思うけど。


分かり合った一条姉妹はチョコを渡す、二つのチョコを前に、追い詰められる望、うやむやに受取っておくと、それを見た桜月姉妹が登場「見られた、最悪だオレ」


うぁぁあ、と色々と、キラキラした瞳が連発した今週の話、それぞれの思いがリアリティーを持って迫って描かれてて良かったんじゃないでしょぅかッ!