スターシップ・オペレーターズ

五対一の絶対不利な戦いの話。


いったい勝機はあるのか?ほとんど負け戦、どうせ途中で地球政府が動くとか、そんなことで命拾いするみたいな展開しかないんじゃないかなという予想で見てた。


と思ったら、観客としてみていたら誰でも考えると思う、メディアを付けて戦うならその番組でウソ情報を流して勝機に繋げる、ってのをやってた。


その上、自艦内に重力場を発生させて、圧解、または船体破壊のリスクを負って、戦艦として想定以上の急旋回をして強襲するという作戦。


王国はスッカリコロッとダマされて情報外の軌道をとるアマテラスに一瞬にして四隻を失う。
一隻ごとに兵器を替える所は、チャージ時間から来る連射の限界をカバーする意味なんだろうなと思ったり。


残るは以前強制ワープで敗走した艦長のみ、って事でリターンマッチというサブタイトルに繋がるわけダネ。


っていくらリスキーな作戦だからといって、結構勝機あったんじゃないのかな、船内の雰囲気が悲壮すぎ。まあその辺も、我に作ありってのがばれちゃしょうがないからブラフのために深刻ぶってたって解釈も出来るけど(だったらもっと下船者がいたほうがアマテラスはひよってるって思わせられたんじゃ、と思ったりしつつ、そこまで人員を減らす余裕はなかった、という事なのかなと解釈したり)


ぶっちゃけ、そこまでテレビの情報にダマされるのは出来すぎ、っていうか中継の情報より観測官の測量の方を信じるのが本質だと思うけど、その辺はご愛敬。


アマテラスは強引な航行と砲撃で次弾が撃てない情況、敵艦はレーダーをやられて目を奪われたという痛み分け状態。


視覚的には相変わらず非常に地味な描写になったけど、適当にごまかされるよりは、アマテラスが最後に一花咲かせて勝利してから調停が入るって流れとしては正解だったんじゃないかなと思いましたヨ。


シノンタソは知将だナア!