スピードグラファー

最終回。


終わった……なにが言いたかったんだろうこの話。


たぶん金は醜いって事が言いたかったんじゃないんかと思うけど。


でもこれを作った人間は本気で金を憎んでない。
これきっと、作り手が本気で金を憎んでいたらもっと凄くドロドロした、面白い物語になっていたんじゃないかと思う。


結局、観客の心にグッサリ刺さったのは「オカネクダサイ」なんじゃないかと思うけど、そのへんの歪んだ情念みたいなので全体が描けていたらもっと価値ある話になったんじゃないかと思うけどやっぱり作り手の中にはお金大好き、みたいな部分があったんじゃないのかなと。