錬金3級 まじかる?ぽか〜ん

三回目、前回で見方が判ったのでそこそこ楽しい。
大きい物語をする作品じゃなくて15分オムニバスのコメディタッチの軽い話なんだと。


改めて思うと、作為が裏目に出てたんじゃないかなあと。一話目は一話目なのにこれまでの話、とか、OPは内容は軽いコメディ作品なのに重壮なドラマみたいなOPとギャップを狙っていたんだろうけど、観客への作品に対する印象の混乱を誘発したみたいな。
まあ理解出来れば、意図も分るんだけど、内容に即した楽しいOPでも良かったのにとか、GAみたいに軽くて楽しいOPだった方がとか。


それはさておき内容、今回は、吸血鬼当番回なので吸血鬼と献血、という対比で、吸血鬼が献血のお兄さんに恋をしちゃって、というコメディの話。


素直に面白かったよ。恋する吸血鬼のキャラも可愛かったし。そしてオチの方はというと、恋して通い詰めて貧血になって、お兄さんの血をもらったと思ってたけど、狐娘で、自分の中にお兄さんの血がと想像したときのお兄さんのシルエットに狐耳が付いてると言うことで、上品なオチだった。良い良い。


第二話目なんだけど、なんか延長で切れてた。今期あんまり面白くない話が多いんだから、面白いと思ってる作品が尻切れになるってのは悲しいな。


ギャラクシーエンジェルと対比すると誰がどういう位置付けかなと考えると、面白味があるかなとか。
ゆうま(主人公、魔法使い)が天然で主人公向きでミルフィーユだなあというのは容易に判るけど、パキラ(狼娘)は立ち位置的にはフォルテっぽいような肉体派な所は蘭花っぽいような、りる(吸血鬼)は恋多きところとかはうーん、誰を当てはめればいいんだ?鉄子はおとなしい役目なわけだけど、誰に当て嵌めたら……。


とか改めてギャラクシーエンジェルのキャラの組み合わせって絶妙だなあとか、この作品はこれでそこそこイイ感じだし、物語においてキャラの組み合わせによって空気感が出てくるなあとか、キャラ立ちがあるかどうかって重要だなあと。