夢使い

あかんよなー。


二回目は見逃してたんだけど、今週の作品の印象は、まるっきり二十年ぐらい前の、OVA全盛時代のポニーキャニオンOVA作品みたいだったよ。レモンエンジェルとかみたいな。
レンタルビデオ屋の店頭で、これ地雷かなあとさんざ逡巡し、えいやっ!と500円、最悪新作追加料金で7、800円とか払って借りて、ドキドキしながら再生してみたら、くすりとも笑えない気まずい45分とかを過ごすことになって、悲しく巻き戻ししつつ「金返せー!」と心の中で叫ぶような。
バカバカヲレの莫迦なんであの時思いとどまらなかったんだ!みたいな。


とかそんな感じ、ていうか、実際ポニーキャニオンだったり、やまざきかずおだったり、みたいな、じゃなくてまんまなんだけど。


上手く行けばプロジェクトA子みたいな怪(快)作が生まれるときもあるんだけどサ。


原作はどういう作風なのかわかんなかったり、この作品自体がそういう、レトロな空気を意識して、何十年も前の、同人の素人オタク臭い作風をプロがやってるみたいなことまでも意識して作っているんだったらああいう古くさいネタや、間延びした間も意図通りで正解なんだけど、自分には面白いとは感じられないなあ、と。