ガラスの艦隊

「王家秘伝の駆け足を舐めるなあっ!」

ぷわっはっはー!
この番組はヲレを笑い殺させる気ですかっ(笑)


ああ、ガラカンは楽しいなあ、ネタに走っていたり、馬鹿馬鹿しかったり、かと思えばカタルシスがあったり。
明らかに考えるより感じるタイプの作品で、整合性とか理論的とかみたいなこととは無縁なんだけど、それを越えた面白さがあって楽しいのでこれはコレで非常に正しいと思う。


今回なんかも、脱獄のあと、どうやって足を手に入れるのかと思ったら、占いババアの所に船が隠してあるって事になってたり、釘がたまたま神託を受けに行っていて帰り道に迷っちゃって、その辺をうろうろとしていただけなのにいつの間にか宇宙船の中に入り込んでいてたまたまクレオを目撃しちゃったりして、ありえねえー!という無茶苦茶な展開すら馬鹿馬鹿しいという演出にすら変えているし、すごく面白い。


こういう時に多作品のことを引き合いに出すのはあまり良いことではないんだけど(作品を誉める意図なのに結果として引き合いに出す作品を貶してしまう事になるし)
その辺コヨーテとかには、この辺の馬鹿馬鹿しさを面白さに変える事さえ出来るという事を学んでいたら、アレはアレでそれなりに面白い展開の物語となるんじゃないかなと。
つーかコヨーテの低調によって、ガラカンの面白さが一層意識できたよ。