コヨーテ ラグタイムショー

四回目。


楽しみ方が違うとか、どうとか言う以前に、やっぱダメだろコレ、と思った。
見つつ、色々思ったことを意識しつつ、書くべき事を覚えつつ見てたけど、最後の方まで見たら、有りすぎて、書くのもバカらしい気持ちになった。
一つ一つあげつらうより、ダメだ、これはひどい、で済ました方が良いんじゃないかと。


んでもちょっと書くけどね。


ペンダントの中は、ブルースがカメラ撮影不能な大銀行の中を義眼で記録した、重要な記録なのだった!
という形式で描かれたはずなのに、いつの間にか義眼が捕らえたデーターの再生のはずが、過去の回想になってるし(笑)


警備が厳重な場所なので、ブルースが才潜入するのに自分の優秀な才能を使って忍び込むというのは分る。
その半面、手下は警備会社の警備員に簡単に紛れ込んでるし(笑)
そして厳重な警備装置のわりに警備方法は杜撰、カメラ映像がとぎれるなんて事自体重大なシステムの不調でそんな事態が起こったら大問題だろうけど、あれあれ?で済んでしまうし、その辺は失笑するしか。
この作品の作風が考えたら負け、難しいことは考えずに、内容を楽しめ、という事なのかも知れなくても、その内容も面白いとは言えないし。


なにがすごいのかよく分らない大金庫と同じ物をコピーしちゃうし。それを作るのに何百億掛かったとか言ってるけど、金を掛けたということは誰かに金を払って作らせたと言うことになるし、その辺から情報が漏れちゃうじゃん。自分たちで金を掛けて作ったとすればそれはそれで身内のスタッフの顔が出てくるべきだし、なんだかわかんない。
そして大金を掛けたコピーでなにをシミュレーションしたのかもわかんないと。
見た目はルービックキューブとか映画のキューブの真似だし。


とりあえず、三十分すべてムダ、ブルースがどうやって大金を手にしたかに面白味が無くて見る必要がない。面白味やこの話に必要な内容は、そうして大金を手にしたブルースは惑星に隠し、誰に裏切られて命を落したかが必要なのに、面白味のない描写が延々続くと。


自分は、その強奪事件の途中でブルースが命を落したんだと思ってみてたので、更に言うなら義眼のデーターに今度の反省点があってだから重要なデーターなのかと思ってたんだけど、なにこれ、義眼のデーターって、本当に銀行を襲ったんだよというだけの証明じゃん、重要じゃないよ、と思ったり。


たぶんこの先に、ブルース裏切られるとか、ブルース大金をこうやって隠す、みたいなヒントがある、んだろうとは思うけど、とにかく今回の話は必要性がないじゃん。
こんな話を放送するヒマがあったら十二姉妹の描写でもしていた方がと思うんだけど。
つーか、話的には逆に十二姉妹は要らない、つか、今の段階だと、半端にオタクに色目使うために登場させてるだけじゃないかと作り手の意識に不信感を持つね。
やるんだったら本気で描写してやれよと思うんだけど。