コードギアス 反逆のルルーシュ

先週はカレンの過去話という感じでサブエピソードっぽくて、やっと本筋に帰ってきたという所。


なんだけれど、あんまりパッとしないと言うか、やっぱり自分の期待感とやってることの方向性がちょっとずれているという気持ちがした。


話的には、黒の騎士団は段々認知されてきた、話題も期待感も高まってきていて、入団希望者も増えてきたよ、みたいな事らしい、というのはわかった。途中テレビ局の人の顔写真資料が出てきたけど、アレはなんなのかな?彼はブリタニア人だけど入団希望してきていて、それをルルーシュはスパイ行為として潜り込もうとしていると認識したというところなのかな。


その後「キョウト」という組織も協力的になって黒の騎士団に日本製ナイトメアを提供した、と。
その辺まではわかるんだけど、その後、なんで成田に行くことになったのか、わかりにくかった。注意深く会話を聞くとか録画して再見すれば理解出来るとは思うんだけど、漫然と見ていても理解しにくかったというのは、多少難があったような。


単純に考えると、それを与えるから成田にいけとか(送り手の意図は成田の同士の危機を救え、という事なんだと思うけど、具体的にそう言う指示じゃなかったように見えた。送り手のルルーシュの洞察力とかを試した?とか)、誰からの情報だか判らないままに成田に行くことに。


意味が分っているルルーシュは、その事がコーネリアとの再戦と判っているし、カレンはとにかく母のためと、行動の動機はしっかりしているんだけど、それ以外は特に考えもなく、自分の行動がどこに向かっているのかもわからずに付いていくという。
手下の頭の中があれじゃあルル君の野望はなかなか叶わないとは思うんだけどなあ。


そしてコーネリアとの戦い、その辺はなんとも、というか、ルル君の天才性とかチェスの能力で勝利するというよりも、背水の陣と、崖崩れみたいな昔の兵法を利用して勝ってるだけという。
やり方としてはルル君がカッコイイというよりも、単に兵法を知っているという物知りで勝ったような。


全体的に新味や見せ場が少ない展開だった。


っと、再見してみた。
テレビ局の人は、以前の報道で左遷されてるらしい、そして入団希望、オレンジ君がギアスを使われたときの記憶でルルーシュに疑いを持ってテレビ局の人に接触したときに、成田で反抗勢力掃討の情報を漏らしてしまって、テレビ局の人がルルーシュにその事を漏洩した、ということらしい。キョウトの人達は別に成田の情報とは関係ないみたい、とりあえず有力そうだから試験としてナイトメアをあげてみたよ、という所が、ルル君のいう試練という意味合いみたい。
どうしてその辺を把握しにくかったかと言えば、シーツーのスク水でハアハアしてたからっぽい。


あとあと、軍が向かってくることで、オタオタしてた研究機関があったね、あれはシーツー絡みの研究機関なんだろうな。その辺の表現にはワクワクしたよ。
どうもやっぱり、今回のみたいな話はやっぱり自分には求めてない方向性みたいだ。紅蓮の過粒子兵器(デンシレンジ砲みたいなもの?)登場、みたいな部分も今回の見せ所だったんだろうけど。