Venus Versus Virus

2回目。
一回目より今回の方が良かったです。
つーか、こっちの話を一回目にした方が作品に素直に入り込めたんじゃないのかな。


一回目は怪物退治をしていて、依頼者の不安の方を中心にしてるんだけど、ゲストキャラの不安なんか話の中の他人で観客として心配する気にならないし。
その点今回は登場人物の中の中心人物の自分の能力に対する不安で、観客として自然に作中の人物の不安と共感できる構造だし。


前回の話なんか、原作にあったとしてもほとんど面白味がないからアニメにしなくても良かったんじゃないのかな。


自分の中にある凶暴な力に対する不安とか、自分の身に付いてしまった能力のために、トラブルから逃れられなくなっている葛藤とか、共感できるエピソードで、それなりに好感を持って作品を見ることが出来ました。
共感してみると、それはそれで、オタ好みの二人の女の子の話として、魅力はあるんだろうなあと。


それはそうと、友達のメガネの女の子を見るたびに、別の漫画家の絵を思い出すんだけど、誰だか判らなくて気持ちが悪い。鼻の穴の描き方とか片方上がった口の描き方とかなんだろうと思うんだけど誰だったんだろう。