がくえんゆーとぴあ まなびストレート!

三回目。


好感を持っているタイトルなので、ネガティブなことは指摘したくないけれど、ユーフォーテーブル特有のダッチロールが始まったかなあと言う印象。


一回目は生徒会長になる、2回目は生徒会室を変革する、と来たんだけど、ここから、生徒会を盛り上げなければいけない、とか、そのために他校との交流とか、説明もせずに進んでいる感じで、うーん……と。


どんなに気楽な作品でも、そう言う説明しておかなければならない部分を適当にして進めちゃうのかユーフォーテーブル作品の良くないところと言うか、青臭いところなんだよねえ。
場合によってはその青臭さも、尖った感性という感じで良い要素に繋がる事もあるんだけど、ここは尖る場面じゃないだろう、という事で、作り手がこの話の進む方向性というのを見定めているとしたら、どうしてそこを目指さなければいけないかという論理をきちっと立てて納得するように観客に伝えておかないと行けないんじゃないかなあと。


今回の展開は要するに個性を大事に伸び伸びとして欲しいということで、硬直化した学園との交流を演出上させなければいけなかったというための話なんだろうと思うけど、伸び伸びした話じゃなかったね。