コードギアス 反逆のルルーシュ

囚われのナナリー二周目。


ああ、空港のシーンで腕に包帯のある人物が書かれていて、マオが尾行してる伏線貼ってあったよ。
しーつーは中華連邦と取引の使者としていってるっぽい、これ伏線かもね、いずれ中国側のキャラとか参入しそうだし、マオの名前は中国名で、しーつーの過去やギアスの秘密の出所は中国にありって所なんじゃないのかなと。


CMあけでルルがマオの所へ行けた理由は、ナナリーの画像の送信先を割り出したから、というのをセリフで処理してた。セリフだけだとわかりにくかったね、つか、CM前にスザクがルルに自分を情報に使えって言っていた意味がわかんなかったんだけど、要するに軍人特権で送信先逆探知させたと言う意味合いなのかな?だったらスザクが軍関係者を使って逆探知させて、それを「電話で送信先を聞き取る」とか一瞬のシーンでも入れておけば判りやすかったかなとか思ったり(まあたらればの話でどうでもいいんだけどね)


スザクの爆弾解体がばれないのも、都合のいい話とも思えるけど、まあマオの解釈で解体不可能と思って爆弾の監視装置は付けなかったから察知できなかったと解釈したり、


いまさらながら心が読めるからと言ってチェスには強いんだろうかと思ったりもするんだけど、


この先の展開を予想して自分が打つ自分の良手と、それに対する相手の差し手を予測して、自分が勝つ展開だけを考えていれば、相手には勝つことは出来ないなんじゃなのかな。
相手が考えていない手を打ったとしてもそれは相手の良手とはならないし。ルルにはその時点で同時に相手の良手も予測できるのだろうけれど、それを越えて勝利するのがチェスや将棋なんだろうし。
まあ思考の中で、相手にこう打たれたら自分が負ける、という読みも出来るし、それを読まれて打たれているから永久に勝つことは出来ないと言えるんだろうけど。自分が負ける打ち筋を思考しないということは出来るのかどうか、上手ければ上手いほど困難なんだろうなあとは思う。


あとあと、あまり意識しないけど、中華連邦に使者として行っていたしーつーが不慮の出来事でドアの外にいるのはさすがに都合良すぎ。ここでしーつーにマオを殺させるのが一番のケジメで面白いんだけど、さすがに強引だったかなと思うけど、まあそれこそが物語だから気にしちゃいけないところだけどね。


で、通しで見るとやっぱり再登場という形はしーつーのケジメという文脈で見ると迫力を落してたかなと思う。前回のラストでマオを死んだと思わせて再登場というのはサブライズにはなったけど、しーつーのマオへのケジメという意味合いではトーンダウンする事になってしまったと感じたね。
前回の終わりでマオが死んでない、撃たれたけれどなんらかのやり方でその場を脱出していて、しーつーはそれを知って自分でマオを送らないと、みたいな自覚をして今作に繋いだ方が気持ちは盛上がったと思ったんだけど。


あとあと、マオは速い再登場をしてたけど、一方のオレンジ君の再登場の引き延ばしているなあと。
オレンジ君と出会ったトラックが、しーつーつーみたいな存在だから、オレンジ君は第三のギアス能力者としてルルの前に立ちふさがることになると思うんだけど、もうオレンジ君の才能は最低でも、得たギアスの能力が最高なのでルルの強敵になるという図式だと思うけど、どんな能力なのか、すごい楽しみです。
ギアスの能力は、人の心や精神に関係する能力なので、時間を戻すとか、そう言うベクトルじゃないだろうし、想像するだけでもう。