がくえんゆーとぴあ まなびストレート!

二周目。
ていうか、この辺の話。
http://d.hatena.ne.jp/herecy8/20070226#p1
http://d.hatena.ne.jp/herecy8/20070227#p3
まなびストレートにおける、学園祭とか、学生運動とか、その辺について。


ま、その辺、学生運動を知っているとかいないとか、参加したとかしないとか、(参加した世代としたらとんでもない年寄りだ!)
さすがに参加したという事例ではないだろうけど、アニメと学生運動とか学園祭との関係は、押井とかビューティフルドリーマーとかに由来があるんじゃないか思ってる。


なにかとユーフォーテーブルの作品が学生運動もどきの要素を扱うのは(フタコイオルタナティブもそうだよね)やっぱり押井とかビューティフルドリーマーとかへの憧れがあるんじゃないのかなあと。
でなければ、本当にユーフォーテーブルの中の制作側に押井の様な形で学生運動に思い入れがあるのかもしれないけど。


まあそう言う意味では、ビューティフルドリーマーを通して、学生運動の洗礼を受けているか、ビューティフルドリーマーの洗礼を受けていないか、その辺で受け止め方が違うのだろうと思う。


自分にはビューティフルドリーマーを通して学園祭は楽しい物という幻想をもっていたりするわけなんだけど(学生運動に関してはこれっぽっちの思い入れもなく、まなびのアジは見ていて寒かったヨ!)、で現実生活では、学園祭とか面白く送り手になるという事はなかった。むしろ小学生、中学生の時に近くの高校の学園祭に行って、大きいお兄さんが楽しそうにしているなあ、楽しそうだなあ、とは思ったけど。


ただたぶん、もし自分が参加する側になって中止されたとしたら、学園祭自体楽しみにしてはいなくとも大人の支配として抵抗感と不快感を感じたろうと思う。
そう言う意味では、不当と思える大人の命令をなんの抵抗もなく受け止めるのが「今の若い人」なのなら、なんて今の若い人は反骨心がないのだろう、とか思うかも知れないけれど。


まあいずれにしても、テクストが、あのユーフォーテーブルのアニメなので、まともに取り合う気にはならないなあという。実際ユーフォーテーブルの彼らは、こうしたテーマを、本気で取り上げて描いているわけじゃないと思う。単なるテイストや、こういう演出すればカッコイイ、とか雰囲気だけで採用しているだけにしか思えないし、マジに受取ったら馬鹿を見るよなーと思うし。