がくえんゆーとぴあ まなびストレート!

最終回。


先週は学園祭で物語のピークを迎えて、この話どう終わるのかと思ったら、卒業式で最終回という、あんまりにも直球過ぎて逆に驚いた。


学美ちゃんは転校してきたけど、ちゃんとここで卒業していくのね、あたしゃ本気で、学美はまた転校して去っていくのだった、という展開になると思っていたのでまたまたビックリだった。


こうなってくるとこの話、どういう目的の話だったんだ?ということになってくるけど、やっぱり、全体的に作画アニメ、高校生と称して、どう見ても小学生にしか見えないブニキャラをアニメで動かしたら楽しいな、そういうの保見たら楽しい人は楽しいだろう、というだけが目的の話。
中には学園闘争とか学生としてのアイデンティティーへの疑問とか、取り入れた風に見えるけど、それらはすべてブニキャラを動かすためだけの狂言回しでしかないと。


まあそれはそれでいいんだけど、物語の不在によって、自分としては、こうして最終回で、もうこのキャラが動くところが見られないという情況になっても、なんの感慨も感じられないのだった。
物語としての中身が存在することによって、キャラクターという中身が見えて、そこから、だから別れたくないもっと見ていたいという気持ちが生じてくるわけで、中身のない綺麗な器だけ見せられただけなら、執着も湧かないということなのかなあと思いました。


どんな拙くあっても、本当の意味で人間味が感じられたのならという感じ。作中で少女達が怒ったり笑ったりしていても物語の都合や流れで、感情らしき物を表しているだけ、というようにしか受け止められなかった。


これならどんなに拙くても、ルチアさんのツンデレでうっかりキャラは愛おしく、え、もう終わっちゃうの?と寂しくなったりするわけで、その辺、ユーフォーの課題なのであろうなあと思ったりしつつ、ごちそうさまでした、と。