R.O.D

闇の奥、Aパートの段階では、そんなに対したことないかな。やっぱりアクションパートは弱いなとか感じた。
ねねねがクラスメートの結婚式に出席して昔話をする。OVA未見の自分には研修だか臨時だかで読子と出会っているのが始まりなんだとわかる。(同級生とかなのかと思ってた、三巻だし借りちゃった方が良いな)それで温泉話が出て行くことに。
留守番の三姉妹の所にも依頼が来て行くことに。
ジュニアも行くことに。
英国図書館関係者も温泉に向かっている(そもそもそこに行くことになった原因だから当然なんだけど)ボディガードは話の感じから読子と組んだことがあるような人物っぽかった。
読仙社の紙使いも事件に荷担することに。
とか都合よく出合いすぎという感じがしてちょっと都合良すぎと思った。ねねねだけが都合良すぎるんだけどね、と言って、本の事件に関わらない、第三者の視点というのを必要としていたし、ねねねの存在は重要だった、三姉妹は巻き込みたいと思っていないから、偶然の力を利用するのが最善なんだろう(登場人物の中でねねねを巻き込みたいと思う存在は一人も居ない)。
と、なにぶん面白いからこそ自分の期待値が高いせいで、多少トーンダウンしつつ見ていた。
所が後半、読仙社の本物の紙使いの能力を見せつけられて、すげーとか思った。三姉妹の技がいかにまだ初心者の技、きっと読子の能力もこれに匹敵するくらいすごいんだろうなと思わせる、暴力的な紙の力とその表現の斬新さ。
次々に撃ちかかってくる弾丸を、紙がはたはたと重なって伸びてきて、たった一枚で弾丸を止めていく。第一話で感じた新しさがあった。
なかなか良かった。
と言っても、岐阜の遺跡にあんなのがあるというのは浮世離れしていて、アギトじゃあるまいし、その部分は自分的には?だった。
良かったところは、ミー姉が下に落ちて、目にゴミが入って見えなくなってジュニアが身分を明かさず助ける所、ミー姉が抱きしめてジュニアじゃないか察知するところが好きだった。あと久しぶりにミー姉がほっぺた延ばしをしたこと、あれは毎週意地でも入れてかないとイカンですよ。フセインのせいで本当なら今回クリスマス話になるはずだったんじゃないのかな。