コヨーテ ラグタイムショー

最終回だったけどヒデエ出来。


最後に来てミスターを敵対視する相手が、唐突に、敵意の原因を表明しだす。
ミスターのせいで機械の身体にされたっぽいのが恨みの原因らしい、つうかやけに優秀そうな機械の身体なので、これじゃ恨む原因に乏しいと思ったのかその事を子供の産めない身体にということに。
これがヒドイ、現実に男でも女でも、生殖能力を失っている人間はいるわけで、そう言う人間はどうなのか、というか、こんなクダラナイ物語の演出のために取り上げられちゃたまらないテーマだよなあというか、色々な意味で思慮の浅さにグッタリしたよ。


どっちにしても、そういう動機はもっと初めの方から表面化しておくべきだよ、こんな土壇場で言われても、今思いついて書いてみたみたいな印象しか湧かないよ。


そして後はミスターがコヨーテは仲間を見捨てないみたいな演説、これまた唐突で取って付けたような、いかにもこういう発言しとけば最終回っぽいから言ってるみたいな感じだった。


あとは爆弾停止のという時間との戦いみたいなよくある展開、これまた、コンマ何秒で停止というよくある絵柄なんだろうなあと思ったけど、それを上回って、そのシーンは見せずに後から見せるという、更につまらない見せ方をしてきた、もうこの面白くなさと言ったらどうしようも……。


シリーズを通してはそれこそ全部が、涼宮ハルヒの憂鬱の第一話のシロウトの自主制作映画並の稚拙な作品レベルとしか思えなかったし、さらにはまだハルヒの学生映画のほうが突っ込み所が面白いから、そう言う突っ込み所さえ見つからないダメ作品なんでハルヒのシロウト映画以下というしか無いかなあと。


まだ一話二話の頃の方が突っ込み所があったし、最終回の思いついたような唐突な表現は突っ込み所として面白味があったかもしれないけど、それ以外は語るところさえないどうしようもないアニメだったなあと。